予算要望書を草間新市長に提出しました。
平成18年 3月 8日
高萩市長
草間 吉夫 殿
平成18年度予算編成に対する要望書
公明党 高萩市議会議員
今川敏宏
菊地正芳
標記について、次の通りその予算化を要望いたします。
(1)介護予防・健康維持事業の推進について
@生きがい活動支援通所事業の継続
A筋力向上、口腔機能向上、栄養管理改善等
B市民プールの計画
C自転車教室が行える自転車公園とサイクリングコースの整備
D予防医学などのセミナーの開催
(2)子育て支援・少子化対策について(チャイルドファースト)
@次世代育成支援対策行動計画の推進・充実
・乳幼児健康支援一時預かり事業
…病気等の回復期にある乳幼児の保育
・放課後児童の健全育成事業
…学校の余裕教室などを利用しての児童クラブ
・公立幼稚園における預かり保育
…公立幼稚園の園児を対象の教育時間終了後の預かり保育
・幼保一元化の検討
…幼稚園と保育園双方の特色を活かした就学までの保育・教育
・子育て支援マップ・サークルガイドの発刊
…各種子育て支援サービスのガイドブック
・離乳食教室
…栄養士による離乳食教室の実施
・不妊相談
…不妊で悩んでる方に対する相談支援
・良質な公営住宅の確保
…子育て家庭などの入居者が安心して生活できる住宅の供給
Aさらなる新規事業の検討
・マタニティバッジの配布と普及
(3)緊急通報システムについて
@独居ではなくても高齢者世帯の希望者全員に配備
・IP電話を利用しテレビ電話にすることで確実に対応
A臨時レンタル制度の検討(ひとり親家庭、傷病中家庭等)
(4)市民福祉の充実について
@公共施設の整備と障害者用屋根付き駐車場の設置
A自力通学児童の支援継続
B発達障害者の支援
Cリフト付き公用車の配備
D3級ヘルパー資格取得講座の拡充
・中学生と高齢者だけではなく誰でも受講できるようにする
・実施時期・回数を検討
(5)環境問題について
@循環型社会形成推進について
・「エコタウン」構想に基づき全事業を見直し調査検討
・リデュース、リユース、リサイクル
・環境教育の拡充
A地球温暖化対策について
・「京都議定書」批准に向けさらなる推進
・化石燃料の燃焼を抑える
・市長車・議長車等、公用車をハイブリッド車化
・公共施設に自然エネルギー設備(発電、給湯)
Bゴミ処理について
・ゴミをゴミとするのではなく資源として考える
※@、A、Bを考えればゴミ処理のビジョンは自然に見える
C不法投棄、不法焼却撲滅について
・監視員制度から報奨金制度への転換
(6)総合防災計画について
・広報並びに連絡体制のきめ細かな整備
・避難場所・避難通路の点検や案内板の設置拡充
・定期的避難防災訓練の実施
・高齢者や障害者のフォロー体制の整備
・危険箇所、浸水箇所の早期改善整備
(7)ITインフラ整備について
@地域情報格差の是正
・情報通信の高速化に伴い地域格差が生じ不平等感が現れている
※日立市が3セク方式でCATV事業に乗りだし、全世帯が接続可能になる。そのことによって情報の地域格差は解消する。
A工業団地のインフラ整備について
・企業誘致の点からも高速情報通信インフラは不可欠である
(8)観光客・交流人口の増大をめざして
@企画計画室を設置し、年間を通して実質的な計画を立てる
A障害者の雇用を考慮したおみやげもの開発と販売所に助成
B観光ガイドの配置
C花貫自然公園の駐車場の開放
D対外的PR広報活動の強化
(9)「子どもの居場所づくり」について
@放課後や休日の学校開放事業の実施
・児童クラブの併設でより効果的になる
・空き教室を利用し地域子ども教室等を推進
・地域人材の掘り起こしとボランティアスタッフの確保
※市内各小学校で実施が理想。
(10)教育文化の振興のために
@「食育」普及啓発
A「CAPプログラム」導入
B高萩工業高校跡地の有効活用
(11)行財政改革の推進について
@行政評価制度の導入推進
・事業仕分け作業の実施
・定期的、事業別のアンケートの実施
A人事評価制度の展開
・評価に見合った待遇
B退職時特別昇給の廃止と定期昇給の見直し
・職員組合との丁寧な話し合い
C電子市役所を目指しオンライン手続きを導入
D電子入札制度の導入
(12)庁内体制づくりについて
@職員の職務姿勢で市民の好感度アップ
・職員研修の充実や、職員サービスの向上
・マナーアップ運動
A縦割り行政からの脱却
・総合窓口でワンストップサービス
・関連手続き同時手配
・たらいまわし撲滅
B職員の救命講習の受講と人口呼吸用マスクの携帯
(13)投票率向上について
@「期日前投票制度」の効果的運用と行政の積極的な姿勢
A投票所の場所と数について見直し検討されたい
(14)安全対策、防犯対策、生活基盤整備について
@照明設備の設置と照度アップ
A市民防犯ネットワークの構築
・タイムリーな情報の共有と意識の向上のため情報メール配信
Bその他
以上