再生紙使用
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新日本加工紙叶i出問題!!
 日本加工製紙跡地に進出を名乗り出た新日本加工紙鰍ヨの対応について、9月市議会で論議を巻き起こし、いろんな情報が飛び交う中、住民の皆さんも大きな不安を抱えていることと思います。今回は9月議会の動向を報告致します。
 
 
 
☆新日本加工紙鰍フ事業内容は?
      
★計画されているのは産業廃棄物処理と一般廃棄物処理、合わせて再生紙製造です。母体企業は神奈川県相模原市に本社を置く「三友プラントサービス梶vで、産業廃棄物処理企業。高萩で行う事業計画の詳細についてはまだ確定されていません。
 
進出はまだ決まったわけではありません。産業廃棄物処理企業が進出するには、県の許認可が必要で、市長の意見書を添付して申請しなければなりません。申請はまだ出されていませんが、この、市長の意見書については、18歳以上の住民投票で決めることになりました。
 
 
☆加工紙問題に対する市と市議会の動向
 
7月15日…旧加工紙跡地に進出を希望しているのは「新日本加工紙梶vと発表され、業務内容は廃棄物処理と再生紙製造であると初めて聞かされる。
7月23日…新日本加工紙鰍フ役員から会社説明を聞く。
8月 6日…母体企業である「三友プラントサービス梶v本社他4工場を視察。
8月10日〜11日…奈良県山辺衛生センターの炭化炉を視察。
8月29日…全員協議会で視察報告。
9月 4日…9月議会初日、調査検討するため企業誘致特別委員会を設置。
9月 8日〜15日…工場周辺8カ所で市が主催の市民懇談会を開催。
9月12日…旧加工製紙跡地視察。
9月17日…企業誘致特別委員会の存続と解散をめぐり議論
9月19日…議会最終日冒頭、企業誘致の白紙撤回に関する決議案が可決される。企業誘致特別委員会の解散。その後市長から企業誘致に関する住民投票条例の制定が提案され可決された。
 
★進出企業が発表されてから約2ヶ月しか経っていません。議会に特別委員会を設置してからはたったの2週間です。この短期間のうちにどの位の調査検討がされたのでしょうか。議論が尽くされたとはとうてい言えません。この段階で誘致の賛否を決めるには、あまりにも議論不足です。
 そして、特別委員会を解散させると言うことは、議員が議論を放棄するということです。議員にあるまじき行為と言わざるを得ない。特別委員会の解散に賛成した議員は、結果的には選挙目当ての責任逃れであり、住民の皆様に責任を押しつけただけなのです。市民の代表であり、議論をする使命と責任がある議員が任期を残してそれを放棄する、しかも賛否は9対9で議長裁決の解散でした。
(裏面に続く)
☆公明党の主張
 
★この問題を考えるうえで避けては通れない問題として、高萩市の現在の状況と、旧加工製紙時代の問題、そして、これからの高萩市の将来など、複雑に絡み合う問題です。もっともっと議論すべきです。この立場から9月議会最終日に「企業誘致の白紙撤回に関する決議案」に対して、今川市議会議員は討論を行い退席致しました。
 以下、討論の要旨を掲載します。
 
「企業誘致の白紙撤回に関する決議案」に対する討論

「現在の高萩市の状況は大きな問題を抱えております。
 財政危機、ゴミ処理問題、雇用問題など、冷静な調査を行うべきではないでしょうか?
 そして、もっともっと住民の皆様の話を聞かなければならないと思います。
 旧加工製紙が操業していたときには、工場から出る排煙で高萩市の住民だけではなく、十王町の伊吹台に住んでる方も被害に遭われていましたし、無視できないと思います。
 とにかく、今日現在の段階では、情報不足、調査不足、広報不足、議論不足であり、結論を出せるような状況ではない。もっと時間をかけ、情報が精査され、最終的には住民が決めることだと思います。
 よって、私は今日の段階で提出された決議案に対して賛否を問うことは不適切であると判断します。」
  
 
 
☆住民投票について
 
★市長は、開催時期は11月9日市議会選挙後、年内中に予定すると言っています。また、公平公正を要するため、第三者学識専門家の意見の導入と市内各所で懇談会を重ねてゆくとも言ってます。議会で議論する場が無くなった以上、私ども公明党は、市民の皆様の声を聞かせて頂きながら情報を提供してゆきたいと考えております。

☆高萩市の現況
 
★現在の高萩市は大きな問題を抱えています。これまでも「高萩通信」で伝えてきましたが、その中でも急を要する問題は…
 
1,財政危機…負債総額約400億円。税収の落ち込み度は全国一。
 財政再建管理団体の承認も得られないと言われている。
 
2,ゴミ処理問題…現在は市内のゴミは一切市内で処理していない。
 →自治体内で出たゴミは自治体内で処理するのが原則。
  一般家庭可燃ゴミは日立市にお願いしている。
  事業系可燃ゴミはひたちなか市の民間企業に委託している。
  不燃ゴミ・埋め立てゴミに関しては北茨城市の民間企業に委託。
  下水処理場は十王町にある。
  市内にゴミ処理場をつくればいいと言っても、国や県からの補助金  は全く期待できず、独自財源で建設するのは今のところ不可能。
  今後確実にゴミ処理経費は増大する見込み。
 
3,雇用問題…高萩ハローワーク管内約2500人の失業者
 
 これらの問題にも、皆様のご意見をいただきながら全力で取り組んで参ります。ご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。


 ニュースフラッシュ

☆高萩市のホームページに携帯電話用ページができました!
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市の生活情報を配信してます

☆国道461号線安良川西交差点(KDD社宅前)が改良されます!
平成16年度から工事が開始され16年度内に完了する予定です
3年前に多くの署名をいただき実現の運びとなりました
ありがとうございました!