一般質問 平成22年6月定例会

1.次世代ITプロジェクトについて
2.口蹄疫対策について
3.地域コミュニティーについて



 こんにちは。私は通告してあります3項目について質問いたします。

 1項目目、次世代ITプロジェクトについて所見を伺います。
 IT革命と言われてからこの10年の発展はすさまじいものがあります。ブロードバンドインフラが整ってきました最近では、すでに次世代ITの時代になりました。
 現在インターネットの世界では、ツイッターやユーストリーム、ニコニコ生放送など、「今」の情報発信に関心が高まっております。
 また、いわゆる一般人個人自らが情報を発信することへのシステムが予想以上に注目され、流行しております。
 そうした時代背景から、広報新時代の変化に応じた広報戦略が必要であると考えます。
 特に今現在の生の情報をストリーミングで配信する「生放送」が、無線LANシステムを活用することで格安で簡単にできるようになりました。これはとても画期的です。
 たとえばどんなことができるか挙げてみますと、「観光地の現在の状況の生放送」、「市の行事や催事の生放送」、「市民自由参加の懇談会や会議」、「議会の生中継」、「不審者、不法投棄など地域防犯システム」、「高齢世帯緊急通報システムとの連動」などなど、可能性はどんどん広がります。
 まずは次世代ITを調査研究するプロジェクトを立ち上げてみてはどうでしょうか?所見を伺います。


 2項目目、口蹄疫対策について、市の感染予防策、危機管理体制等、取り組みを伺います。また、宮崎県への支援等の考えはあるのか伺います。


 3項目目、地域コミュニティーについて質問いたします。
 近年特に都市部において地域コミュニティの崩壊と言われてますように、地域コミュニティ存続が危機的状況にあるのではないかと憂慮されています。現実に常会、自治会、組合、集落の役割も薄れてきているようにに感じます。
 たとえば常会を例に常会の役割を考えてみますと、以前は冠婚葬祭から、消防防災など、密接に各家庭をつなげていたと思います。今は常会費を集めて各種団体への寄付や防犯灯の電気代の支払いや、たまにくる回覧板を回して終わっていたりするところもあります。
 今後ますます地域コミュニティ離れが進むのも想像に難くありません。その要因はいろいろな問題があると思いますが、どのように認識されていますか見解を伺います。
 思いますに、これからの地域コミュニティの形としては、これまでの形だけでは成り立たないのではないでしょうか。逆に柔軟な発想で、若い世代が参加しやすい形を考えていく方がいいと思います。市長が目指す地域コミュニティとはどういうものなのか、考えを伺います。