一般質問0512
1.行財政改革について
2.防犯・安全対策について
3.道路占有と管理について
先に通告いたしました3項目について質問いたします。
1項目目の行財政改革について質問いたします。このことについてはこれまでも「3ゼロ社会」のムダゼロという観点から質問を重ねてまいりました。
本日は新たにふたつの提言を申し上げたいと思います。余剰な言葉は省きますのでご理解ください。
1点目は、事業仕分けを行えば、相当大幅な予算の削減が見込まれるということです。
事業仕分けと言うのは、事業のひとつひとつを行政の仕事として本当に必要かどうかを洗い直し、「不要」「民間委託」「他の行政機関の事業」「引き続きやるべき事業」に仕分けすることを言いますが、すでに2002年から一部自治体で導入され、予算の1割削減など効果を上げております。
事業仕分けのポイントは職員だけで作業を進めるのではなく、民間シンクタンクなどの協力を得ることで客観性が保たれることです。そして、もし行政事業の1割が削減できるとしたら、自然に職員数の適正化につながると思われます。
2点目は、ムダを徹底的に省きながら市の収入を増やすこととして広告事業を行うことであります。
予算削減や職員数削減や給料の削減など、マイナスイメージで暗くなることばかりでは、明るい窓口業務も望めません。
わずかな収入かもしれませんが、それでもプラス思考を促す事業なので、予想以上の効果をもたらすようになるかもしれません。
広告媒体はすでに導入している自治体を参考に、また高萩市独自の方法を考えることは楽しいと思います。
以上2点について、所見を伺います。
次に2項目目の防犯・安全対策について質問いたします。
先日広島と栃木で立て続けに本当に痛ましい事件があり、しかもすぐ隣の常陸大宮市での現場から犯人は消息をたち、未だ捕まっていません。市民の皆さんは、犯人はすぐ近くにいるかもしれないという不安でいると思います。
また、高萩市内で出没している不審者・変質者や窃盗など、教育委員会に報告されている数は
平成15年は22件、16年は18件、今年17年は18件にもなっています。
市では今年度に子ども安全パトロールを発足し、ボランティアによるパトロールを依託するようになりました。また、一部地域では民間で防犯パトロールを実施するなどしておりますが、まだまだ安心できる状態ではありません。
今月に入り、各学校で防犯・安全に関する対策が確認されていると思いますが、状況はどうなのでしょうか?
市の取り組みを伺います。
ちなみに、私は現在秋山小学校のPTAの役員をしてる関係で、秋山小学校の取り組みには積極的に関わっております。そうした中で感じることは、なんだかボランティア任せになりすぎていないかと思えて来るのです。
例えば、PTAで作成した巡回中のプレートを自分の車に掲示している方はほとんどが父兄であって、職員や教員はほとんど掲示されてないように思います。意識のあるボランティアがやればいいということなのか。職務時間外は関係ないことなのか。担当課の職員だけやればいいことなのか。ムダな活動だと思っているのか。そういった防犯ボランティアの活動を禁止されているのか、どういう考えなのか聞かせていただきたいと思います。
防犯・安全のためには地域の方の協力が無くてはなりませんが、率先してやるべき人間がやらずして協力だけを求めるのはただやる気がないとしか言いようがありません。
さらに言えば、先ほど市内の不審者出没状況の数を申し上げましたが、その現場でのパトロールは誰が行っているのか併せてお答えください。
また、市民上げての防犯・安全運動を展開する上で重要なことが、情報を共有することではないでしょうか。その情報は迅速にかつ正確に伝えなければならないと思います。そして市民のボランティアには極力負担のかからない方法で情報伝達するには、以前にも申し上げましたが、携帯電話のメール機能を利用するのが一番いいと思います。見解を伺います。
次に3項目目の道路占有と管理について質問いたします。
要するに道路にはみ出た私物や植栽をどういう風に考えているのか、どういう管理を行っているのか、ルールに則りちゃんとしましょうと言いたいわけです。言うまでもありませんが道路にはみ出た私物や植栽があれば、通行者はそれを避けて通らなければならなかったり、見通しが悪かったり、すれ違い時に車をこすったり、最悪は人身事故になってしまったり、どう考えてもほってはおけません。
罰則強化を含めて条例改正を見据えた取り組みが必要ではないでしょうか?
考えを伺います。