平成12年第1回定例議会 一般質問

1,21世紀に向けての高萩市のビジョンについて

<登壇1回目>
 私は、先に通告いたしましたとおり、21世紀に向けての高萩市のビジョンについて質問いたします。
 このことについては、前回の昨年末に行われた定例議会でも触れさせていただきまして、大変前向きなお考えを示していただきました。
 そのお話の中に、平成13年度を初年度とする第3次高萩市総合計画を策定することになったとありました。平成13年、つまり来年は21世紀の開幕であり、この総合計画の重要性は、それはそれは絶大なものであると言葉を待ちません。
 昨日ご報告いただいた施政方針でも、昭和61年に策定された高萩市新総合計画に沿って、平成12年度における市政についてのお考えが示されたと言うことを見ますと、これから策定していく新しい総合計画は、10年先、20年先、またはそれ以上、高萩市の将来を大きく左右することになると考えられます。
 今まさに、新しい総合計画を策定しようと言う局面に立ち、今日の混迷する社会の中で、新しい総合計画が高萩市の希望となり得るためにも、質問させていただきたいと思います。

 まず、1点目として、平成12年度まで進められる昭和61年に策定された高萩市新総合計画について、具体的に総括していただきたいと思います。内容としては、策定当初の目的、策定期間、策定方法、審議の内容、実施されてからの市政の状況、途中での軌道修正、変更点、現在までの成果、反省点、その他取り上げておくべき点、の順でお願いいたします。
 第2点目として、第3次総合計画の策定は、現在どの辺まで、どのように進んでいるのか、教えていただきたいと思います。


<登壇2回目>
 再度質問させていただきます。
 今後の計画を策定していく上で、現在までの反省、総括することは、必要不可欠です。今のお話では十分とは思えません。私が質問させていただいたものは、今日現在報告できないようでしたらば、後日書面にてまとめていただきたいと思います。また、これまで行われてきた政策、事業に対して、評価、査定するシステムを設置する必要があると思いますが、どのようにお考えになりますでしょうか。また、これから策定作業を進められていくと思いますけれども、第3次高萩市総合計画に対する要望と提案事項を申し述べさせていただきたいと思います。
 はじめに、基本計画の基本的根幹をなす考え方の基底に、次の項目を取り入れていただきたいと思います。
 一つには少子・高齢化・福祉社会、次に女性参画社会、次に文化向上のための教育環境、次に、自然環境保護・循環型社会の確立、次に、行財政改革、次に、情報化社会、以上のような部分を基本的根幹をなす考え方の基底に是非とも取り入れていただきたいと思います。
 さきに質問させていただいた部分について、もう一度お答え願いたいと思います。